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BACK TO 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』!Vol.10
Vol.10 “MTV感覚”の…… 文=川本ケン 1985年あたりのことを思い出してみると、たしかに一日中MTVが垂れ流しになっていた。マドンナ、マイケル・ジャクソン、デュラン・デュラン、カルチャー・クラブなどなど、 READ MORE...
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Vol.10 “MTV感覚”の…… 文=川本ケン 1985年あたりのことを思い出してみると、たしかに一日中MTVが垂れ流しになっていた。マドンナ、マイケル・ジャクソン、デュラン・デュラン、カルチャー・クラブなどなど、 READ MORE...
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Vol.9 監督ロバート・ゼメキスとは 文=川本ケン ロバート・ゼメキスが、『抱きしめていたい』(78)の青春もの、『ユーズド・カー』(80)のドタバタ・コメディ、『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(84 READ MORE...
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「老兵」の論理 文=川本ケン 激しい戦闘の翌朝。手作りの(身体に矢が刺さっているように見える)小さな仕掛けを使い、死んだふりをすることで生き延びた一人の雑兵=ジャッキー・チェンが起き上がる。しばらくし READ MORE...
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原因とか結果とか 文=川本ケン ひと言でいえば、きわめてそつなく仕上げられた娯楽作品。そういうものとして眺めれば、問題なく楽しむことができるだろう。つまり、オリジナル版の持っていた要素を巧みに取捨選択 READ MORE...
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文=川本ケン ここに、『8 -Eight-』と題された短編オムニバス作品がある。2000年に国連において合意された(189カ国が調印)、MDGsと呼ばれる8つの「ミレニアム開発目標」それぞれの現況を見直し、2015年という READ MORE...
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Vol.7 80年代アメリカの相貌 文=川本ケン 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開されたのは1985年。80年代のど真ん中であり、当時のアメリカは、81年に就任し、2期=8年間続いたレーガン政権のど真ん中でも READ MORE...
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ただ、続いてゆく 文=川本ケン 『天安門、恋人たち』(06)によって、五年間の映画製作・上映禁止処分を受けたロウ・イエが、それでも海外から資金を調達し、家庭用デジカメを用いたゲリラ撮影によって作り上げた READ MORE...
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ギリギリの熱量 文=川本ケン ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートンに挟まれてミラ・ジョヴォヴィッチの顔が並び、「クライム・サスペンス」の文字が添えられているチラシを見る限り、比較的規模の大きいエ READ MORE...
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あたりまえではない世界の中に、すっぽりと入りこむ 文=川本ケン 自分の感覚に対してほんとうに正直になってみると、世界はまったくあたりまえにはできていないことに気づく。 壁面が透明なガラスになったエレベ READ MORE...
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現実の側をこそ 文=川本ケン 木工所で効率的に動くひとりの青年。その手つきには、職人としての精度以上の執拗さが感じられる。 その彼が、絶望と呼んでしまうのも安易すぎる、ねっとり停滞した時間の中で日々を READ MORE...
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拳ひとつの昔気質! 文=川本ケン 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』が、オリジナルの精神を現時点でのリアリズム基準に拠りながらテクノロジーを駆使しつつアップデイトしたものであるという意味で、完全に時代とシ READ MORE...
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ほんの少し遅れて気づく 文=川本ケン この新人女性監督は、韓国人の風貌を持っているが、名字はどう見てもフランス人のものである。 つまりは韓国系フランス人ということになるのだが、単純に移民ということで READ MORE...
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安心して楽しめます 文=川本ケン 2174年、滅亡寸前の地球から一隻の宇宙船が飛び立つ。積載物は6万人と生物サンプル2000万種。だが、超長期冷凍睡眠から主人公たちが目覚めると、船内にはひとけがなく、不気味な READ MORE...
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日本というマトリックスの起源として 文=川本ケン たしかに、2010年という年に公開される映画として「安保」を扱う場合、どのように見せても不足や過誤を指摘されるに決まっているわけで、企画そのものが徒労 READ MORE...
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「人生を正しく生きよ」という命令を巡って 文=川本ケン 「人生を正しく生きよ」という命令は、気づかないうちに我々の生を強く拘束している。だが、「正しく生きる」ためには「正しい欲望」に身を委せなけれ READ MORE...