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『木村栄文 レトロスペクティブ』
「まだ観ぬ作家を追悼することも再評価することもできないはずだ」。 チラシの惹句にもそうある。もちろん、異論のあるはずがない。 1935年生まれの木村栄文とは、1970年代から90年代にかけての約40年間、RKB READ MORE...
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「まだ観ぬ作家を追悼することも再評価することもできないはずだ」。 チラシの惹句にもそうある。もちろん、異論のあるはずがない。 1935年生まれの木村栄文とは、1970年代から90年代にかけての約40年間、RKB READ MORE...
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ジョン・エドガー・フーヴァーといえば、ジェイムズ・エルロイ作品に親しんでいる読者であれば特に、まずは窃視症の変態狒々爺のイメージだろう。FBIという組織そのものを作り、初代長官として半世紀ほどの間ひたす READ MORE...
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ひとつの殺人事件を題材として撮影された一本の映画があるのだが、その映画でヒロインを演じる女優自身もまた、ある事件に深く関与しているらしい。そしてその事件における彼女の役割とは、どうやら、あるひとりの女 READ MORE...
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The Walking Dead
「シーズン2からのローリは、少しずつ原作から離れていくことになると思う。いちばん決定的なのは、夫であるリックのことを、何があってもサポートしてゆく決心をすることね。彼の判断を支持し、支えてゆく。そこか READ MORE...
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The Walking Dead
「そもそも強い男は“ヒーロー”と呼ばれるけど、強い女は“ビッチ”と呼ばれる。わたしは街中で“大っ嫌い!”っていう罵声を浴びせられることがあるけど、シェーン役のジョン・バーンサルはそんな経験していないはず。こ READ MORE...
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The Walking Dead
「シーズン2からのローリは、少しずつ原作から離れていくことになると思う。いちばん決定的なのは、夫であるリックのことを、何があってもサポートしてゆく決心をすることね。彼の判断を支持し、支えてゆく。そこか READ MORE...
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The Walking Dead
「そもそも強い男は“ヒーロー”と呼ばれるけど、強い女は“ビッチ”と呼ばれる。わたしは街中で“大っ嫌い!”っていう罵声を浴びせられることがあるけど、シェーン役のジョン・バーンサルはそんな経験していないはず。 READ MORE...
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『ねじれた文字、ねじれた路』のような作品を読むと、うまくできた「ベタ」の力に勝るものはない、と感じさせられてしまうのだが、一方で『二流小説家』を読んでしまうと、我が家に戻ってきたような「メタ」の居心地 READ MORE...
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ニューヨーク、大晦日(ニューイヤーズ・イブ)、ボール・ドロップ(カウントダウンと共に下ろされるクリスタルのボール)。考えつく限りのオールスター・キャストを登場させ、それぞれが主役になるように。しかも見 READ MORE...
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『ライブテープ』は、吉祥寺の町を移動しながら弾き語る前野健太の姿を、途切れのないワインテイクで捉えるという、一見編集の存在しない作品だった。だが当然のことながら74分という時間経過の中には、数々の結節点 READ MORE...
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震災から二ヶ月くらい経った頃、ようやく手の空いた友人と会い、待ちかねていた質問を浴びせたことを思い出した。その友人というのは原子力安全・保安院に勤めていたので、当然のことながら、原発状況を巡る情報とい READ MORE...
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初老の男が、薄暗い部屋の中でタバコを吹かしている。その視線の先には、現金を数える男の姿があるようだが、顔には何の表情も浮かんでいない。ただひたすら、倦みきった無関心だけがある。 この無名の男のクロー READ MORE...
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ひとことで言えば、イラク戦争の大義名分であった「大量破壊兵器の開発・隠匿」という、今では大嘘であったことが周知の事実となっている「嫌疑」に、根拠がないことを示そうとしたCIA職員の女性と元外交官であるそ READ MORE...
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どうしてこういう企画がこれまでになかったのか不思議、という意味の惹句が付されているが、たしかに「エイリアン侵略もの」が、「圧倒的な力の差によって人類が滅亡の危機に瀕する」ジャンルだとすれば、西部劇の時 READ MORE...
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もちろんどんな映画でも、見ている最中、見た直後、そして見てからだいぶ時間が経った後の面白さの三つを持っていて、作品によってはどれかひとつの面白さしか持っていなかったり全部を持っていたり、あるいはどれか READ MORE...