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デイヴィッド・O・ラッセル監督
『世界にひとつのプレイブック』
専門的にはどうなのかわからないが、「双極性障害」とされるこの映画の主人公(ブラッドリー・クーパー)の姿を見ていると、どうしても「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」とか「アスペルガー症候群」といった言葉が思 READ MORE...
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専門的にはどうなのかわからないが、「双極性障害」とされるこの映画の主人公(ブラッドリー・クーパー)の姿を見ていると、どうしても「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」とか「アスペルガー症候群」といった言葉が思 READ MORE...
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『平成ジレンマ』や『死刑弁護人』といった、語るべきことを語る良質なドキュメンタリー作品を生み出してきている東海テレビの監督齊藤潤一とプロデューサー阿武野勝彦による最新作と聞いて、なにはともあれ興味を惹 READ MORE...
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CIAの拷問部屋に、ひとりの若い女性が到着する。内面を隠蔽するようにして、特徴のない黒いスーツに身を包んでいるが、拷問の様子に動揺していることは隠し切れていない。だがわずかな時間経過によって、そうした動 READ MORE...
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人は見たいモノだけを見る。信じたいモノだけを信じる。という命題を基に作られた映画はいくつもある。すぐに思い浮かぶのは、俳優ビル・パクストンが出演・監督した『フレイルティー』だが、この作品では「このあり READ MORE...
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もちろんウェス・アンダーソンの映画はいつでも面白かったのだが、正直なところ『ダージリン急行』と短編「ホテル・シュヴァリエ」まで見てくると、そのせせこましさにうんざりという気分にはなった。おそらくは自分 READ MORE...
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さて、トム・クルーズ主演の『ワルキューレ』やジョーニー・デップ主演の『ツーリスト』などにおいて、おもに脚本家としての仕事をこなしてはいたもののなかなか監督二作目が実現しなかったマッカリーを、トム・クル READ MORE...
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幼年期には、『ロビンソン・クルーソー』や『スイスのロビンソン』(『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』原作)なんかを愛読して、来るべき「無人島漂着」に備えて知識を万端整えたりしていたものだった READ MORE...
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『銃撃』や『旋風の中に馬を進めろ』といったヘルマン作品を見ると、こんな企画が通るなんて60年代半ばとはなんて素晴らしい時代だったんだという気分になるわけだが、それはもちろん作品としての面白さに撃たれなが READ MORE...
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SVが選ぶ「クリスマス映画三昧!」Vol.4
周知の通り、エメリッヒといえば90年代後半以降の『インディペンデンス・デイ』(96)、『ゴジラ』(98)から近年の『2012』(09)にいたる作品群によって、派手な直球破壊描写を満載したハリウッド超大作の代名詞に READ MORE...
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SVが選ぶ「クリスマス映画三昧!」Vol.3
10代最後の年に書いた小説がベストセラーとなり、たちまち天才作家に祭り上げられるが、以降10年間一作も書き上げられない作家(=ポール・ダノ)。物心ついて以来抱えてきた欲望を小説の形に結実させたところ、図ら READ MORE...
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SVが選ぶ「クリスマス映画三昧!」Vol.2
『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚にあたるのが、というよりも原作者J.R.R.トールキンがまず書いたのは『ホビットの冒険』で、この映画はそれを基にした三部作の第一部にあたる。周知の通り、『ロード・オブ・ザ READ MORE...
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SVが選ぶ「クリスマス映画三昧!」Vol.1
ティム・バートンによるモノクロのコマ撮りアニメーションである以上楽しくないわけがないのだが、この映画の魅力はなによりも「死んだ飼い犬を生き返らせたい!」という強い願いをそのまま物語に展開してしまったと READ MORE...
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11月20日発売スタジオ・ボイス特別号 「MUSIC in CAR」より
帰国した足立正生が若松孝二の事務所にいるらしいと耳にして、ファックスを送ったことがある。すぐに電話がかかってきて、第一声は「バカヤロー!」だった。若松監督の声だった。 「なんでこんなの送ってくるんだ! READ MORE...
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ベン・アフレックの監督第二作目にあたる前作『ザ・タウン』は、決して力量がないわけではなく、むしろきちんと勉強をしてきた努力家としての基礎体力が感じられるのにもかかわらず、まだまだ映画的勘所のおさえ方が READ MORE...